君は言った。「愛って、重たいよね」
知人の妙齢の美女が三度目のデートで、デートはどうだったと聞いたら
「愛は重いと」名言を吐いた。
以前撮影に使用しドライフラワーにしておいたダリアを置いて
スタジオで1枚。
今は、軽やかさが好まれる時代。
昔の映画や小説に描かれた「永遠の愛」は、
まるで紙のように、ふわりと風に舞ってしまいそうだ。
「価値観はいろいろある時代だから」と君は笑う。
仕事のこと、友人のこと、今の社会のこと。
君の話を聞きながら、私は頷く。
もしかしたら——
負担の少ない人生こそ、幸せへの近道なのかもしれない。
「育てていくもの」より「完成されたもの」が
価値ある世の中に益々なってきたのかもしれない。
グローバルとかクリエイティブとか実生活に根を張るには
まだまだ時間が必要らしい。












